中国とアメリカと国際安全保障 畠山圭一(著)
内容:冷戦終焉後、緊張と対話を繰り返す中国とアメリカ。このような現実のなか、国際安全保障の視点より、両大国の対外戦略を分析しながら、本音を明らかにする。同時に、大国間のはざまに揺れる日本の取るべき姿を浮き彫りにする。
中国とアメリカ―変貌する米中関係と必要迫られる新たな研究アプローチ
第1部 米中関係をめぐる理論と思想
第2部 アメリカの国際戦略と米中関係
第3部 中国の国際戦略と米中関係
第4部 米中関係がもたらす衝撃
第5部 米中をとりまく国際関係
米中関係と日本―米中関係と日本を取り巻く戦略環境
いまでに続く「敗戦国外交」 鈴木美勝(著)
内容:敗戦国コンプレックスに彩られた対米偏重外交では新時代のパワーゲームに参画できない!米中の 圧 力で頓挫した国連常任理事国入りの攻防をケーススタディに政治を安定させ明確な国家意志を持つの が日 本の急務と説く刺激的な外政論。
第1章 米中コンプレックス
第2章 脱「対米偏重外交」の試み
第3章 覇権国家の本音
第4章 二〇〇五年の敗北
第5章 アフリカと中国の絆
第6章 膨張主義の宿命
第7章 パラダイムの転換
日本近代史講義ー明治立憲制の形成とその理念ー 鳥海靖(著)
内容:幕末における立憲政治論から民撰議院論争,国会開設運動を経て,元老院・諸参議・政党・民間 等のさまざまな憲法構想をとりこみながら明治立憲制が成立するまでの過程と明治立憲制の構造的特質 を解明することを主眼として,日本近代政治史を概観する。
第1章 明治立憲制の理解と評価をめぐって―研究動向と問題点
第2章 幕末における立憲政治論―加藤弘之『鄰艸』を中心に
第3章
明治初年の立憲政治の理念と構想
第4章 民撰議院設立の建白と民撰議院論争
第5章 国会開設運動
第6章
「藩閥政府」と元老院の国憲案
第7章 諸参議の憲法意見と政府部内の対立
第8章 大隈の憲法意見と明治14年の政変
第9章
自由党と立憲改進党
第10章 岩倉意見書と私擬憲法における立憲政体構想
第11章 伊藤博文の憲法調査
第12章
宮中改革と華族制度・内閣制度の確立
第13章 明治憲法における君権主義と立憲主義(1)―天皇の地位と権限
第14章
明治憲法における君権主義と立憲主義(2)―帝国議会の地位と権限
第15章 明治立憲制の運用をめぐって
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